パーカッションのバチ練の方法!どのようにリズムを刻む?

パーカッションのバチ練の方法!どのようにリズムを刻む?

バチ連の方法④片手だけで八分音符を叩けるようにする

八分音符

それができるようになったら、右手だけ、もしくは左手だけで八分音符を叩けるように練習するという方法があります。なぜこのようなことをするのかというと、十六分音符でより複雑なリズムを叩けるようにする練習をするためです。例えば、十六分音符は一拍で4回叩きますね。

この際、「右左右左」という順序で叩くのですが、この4回のうち、3回目を休むというリズム練習をすることがあります。動かす手は「右左休左」で、右を1回叩いた後、左を2回連続で叩いていることが分かります。このような練習を重ねることで、より複雑なリズムが刻めるようになるのです。

ほかにも、曲の練習をしたいときに、難しいリズムの部分をイメージしながらドラムスティックで再現してみるという練習の仕方があります。ただカタコトと打っているばかりの地味な練習に見えますが、いろいろとやることはあるのですね。

バチ練の方法⑤テンポを変える

ドラムの形の音符

メトロノームのテンポを上げたり、下げたりする練習もあります。♪=160などの速いテンポは当然ついていくのが難しいのですが、♪=50などの遅いテンポもタイミングを見計らって叩くのは結構難しいです。♪=50などゆっくりのリズムを練習する場合は、頭の中で裏拍を数えるといいです。裏拍とは、拍の頭を「1,2,3,4」と数えるとき、各拍のあとに八分音符を想像して、「1ト2ト3ト4ト」と頭の中で唱えます。練習の際には実際に唱えてもいいです。その裏拍を基準にして叩くと、メトロノームとのずれが小さくなるでしょう。

バチ練の方法⑥左右を逆にする

ドラムスティック2

右利きの場合右手からはじめますが、今度は左手から始めて、上記の練習を左右ひっくり返しておこなうこともあります。こちらもまるで脳トレのようですが、やればやるほど実力がついていきますよ。例えば、本番中に演奏を間違えたときに修正がききやすくなるなどの効果が期待できます。

まとめ

バチ練にはこれだけのバリエーションがありますので、ひととおりこなせるようになるのに時間がかかるかもしれません。地道な練習ですが、できるようになると達成感がありますし、バチ練好きは楽器の上達も早いかもしれません。バチ練をして、リズム感覚を養っていきましょう。

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