イージーリスニングとは?気軽に聞ける名曲も紹介
イージーリスニングとは何でしょうか?辞書を引くと、次のように出ています。
気軽にきくことのできる軽音楽。(大辞林)
くつろいで聴く音楽。管弦楽にアレンジしたポピュラーミュージックなど。(明鏡)
具体的には、リチャード・クレイダーマンの「渚のアデリーヌ」や、『ディファニーで朝食を』でオードリー・ヘップバーンが歌った「ムーン・リバー」、ミュージカル映画『オズの魔法使い』で使用された曲「虹の彼方に」などが有名です。イージーリスニングは、ストリングスやキーボードなどのソフトな音色を中心とした、インストゥルメンタルポップスであるムード音楽などと呼ばれることもあります。日本では、1960年代から70年代にかけて人気になりました。今回は、そんなイージーリスニングの名曲をご紹介します。
イージーリスニング名曲①「枯葉」
しっとりと味わいたいのが、イージーリスニング界の巨匠と呼ばれるフランスのレイモン・ルフェーヴルによる「枯葉」です。ピアノから始まり、やがてストリングスの滑らかなサウンドに続き、最後はドラムの軽快なリズムで締まります。70年代から90年代にかけて来日し公演を重ね、日本でも人気を博しました。また、レイモン・ルフェーヴルのイージーリスニング曲といえば、1969年に「シバの女王」がヒットしています。
イージーリスニング名曲②「マイ・ウェイ」
続いて、こちらもレイモン・ルフェーヴル・オーケストラによる「マイ・ウェイ」です。まるで夢の中にいるかのような美しいストリングスのメロディや、トランペットの旋律の楽しさをじっくりと聞きたいですね。歌を習っている方であれば、男声ボーカルで歌いたいという方も多い人気曲です。
イージーリスニング名曲③「渚のアデリーヌ」
」
こちらのピアノ曲は、弾いた・弾きたいというピアノ弾きの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ゆったりとしていながらも華やかなメロディは演奏するのがさほど難しくないため、初中級者の方が弾くのにも向いています。次に何を弾こうか迷っている方にもおすすめしたい一曲です。「渚のアデリーヌ」はフランスのピアニスト・リチャード・クレイダーマンのデビュー曲であり、よく知られていますが、「愛のコンチェルト」もまた有名です。1980年に来日して以降、毎年日本各地で公演を重ねています。
まとめ
イージーリスニングは、昔の音楽と思われる向きもあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。何気ない日常のBGMとして、現代でも気軽にかけたい音楽です。