指揮ってどうやるの?初めてでもできる指揮のコツを紹介!

指揮ってどうやるの?初めてでもできる指揮のコツを紹介!

合唱や合奏の指揮の振り方って、きちんと習ったことがある人は少ないのではないでしょうか。でも、「突然、指揮者をやることになった!」という機会は意外と多いですよね。学生さんなら合唱コンクールでクラスの指揮者になったり、吹奏楽部に入って先生の代わりに指揮をしたり。大人の方だと、学校の先生になると子どもたちの合唱の指揮をやることも多いです。

今回は、「指揮者をやることになったけど、どうすればいいのか分からない…。」という方に向けて、指揮のコツを紹介していきます。

1.指揮者の役割

オーケストラの銅像

そもそも指揮者が何のためにいるのか、ということについてお話します。「テンポを合わせるため」と思う方が多いかと思いますが、それだけではありません。指揮者の役割には「音のタイミングを指示する」「曲の表現や流れを演奏者に意識させる」「演奏者の気持ちを盛り上げる」といったものがあります。プロのオーケストラの指揮者を見ると、規則的にテンポを刻んでいるだけではないということが分かるかと思います。

しかし、それは指揮者も演奏者もプロの場合であって、初心者の指揮にはそこまで求められることはないでしょう。初心者の場合は「テンポを一定に保つ」「音の入りと終わりの指示」ができれば十分かと思います。

2.指揮のコツ

①自信をもって堂々と!

男の子

指揮者としてみんなの前に立つと、緊張して焦って振ってしまったり動きが小さくなってしまったりすることがあります。すると、曲のテンポも速くなってしまいますし、指揮が分かりにくくて音のタイミングも合わなくなってしまいます。練習を重ねて、まずは自信を持ってみんなの前に立てるようにしましょう。

②曲の構成に合わせて動く!

女の子

1曲の音楽の中にも、盛り上がるところがあったり静かになったりするところがあります。それを無視して一定に指揮を振っているだけだと、機械的で不自然になってしまいます。音が大きくなるところは指揮の動きも大きく、小さくなるところは小さめに振るようにしましょう。また、ソプラノパートが歌っているときはそちらの方向を向く、ピアノだけの間奏のときはピアノを弾いている人と目を合わせる、といったこともできると良いですね。ちなみに、みんながまだ歌詞を覚えきれていないときは、ジェスチャーや口パクで伝えるという方法が効果的です。

③最後まで落ち着いて。

ヨガをする女性

音楽は余韻が大事です。曲が終わってすぐに動いてしまったり、慌てて台から降りたりするのは良くありません。曲が終わっても、最後まで落ち着いて振る舞うようにしましょう。

3.まとめ

今回は、指揮の基本的なコツについて紹介しました。初めての方は緊張や不安もあると思いますが、指揮者はみんなのまとめ役ですので自信をもってやってみてくださいね。

 

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