マイクは2種類あるのを知っていますか?
ライブやスタジオ、レコーディングにおいて必須の機材である、マイク。
ボーカルやコーラスはもちろんのこと、レコーディングにおいては、各楽器で使うことになりますよね。
そんなマイクには種類があるのを知っていますか?
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクという2種類があります。
それぞれどういったものか見ていきましょう。
2種類の違い
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いを、まずは見ていきます。
ダイナミックマイクとは
ダイナミックマイクとは、一般的に皆さんが「マイク」と言って思いつくものです。
比較的値段が安く、手軽に手に入るもので、電気屋さんなどでも売っています。
音を拾う力は、コンデンサーマイクと比べると弱いのですが、丈夫な造りとなっていて、ライブやスタジオでの練習などでよく使われます。
コンデンサーマイクとは
一方、コンデンサーマイクは、レコーディングで使われることが多く、テレビや雑誌などでレコーディンスタジオが紹介される時に映るマイクです。
最大の特徴は、ファントム電源という電源が必要なところで、この電源が得られないと機能しないようになっています。
通常、ミキサーやオーディオインターフェース、MTRにはこの電源はついているのですが、ボタン式なのか、設定なのかは機材によって違います。
そして、コンデンサーマイクは値段が高く、安いものでも1万円近くします。
湿気に弱いので、取扱いに注意が必要です。
電源を必要とするだけあって、音を拾う力は強く、繊細な音でも拾うことができます。
それなので、ボーカルレコーディングに使うと、その息遣いなども拾うことができるのです。
マイクを使う上での注意点
マイクを使うときには、注意する点がいくつかあります。
まず、ミキサーなどにケーブルを抜き差しし、マイクと接続したり解除したりする時は、ミキサーなどの電源を切るか、音量をゼロの状態にしておきましょう。
また、この時、ファントム電源はオフにしておき、ダイナミックマイクにはファントム電源を送らないようにしておいてください。
コンデンサーマイクを抜くときは、ファントム電源をオフにした後、すぐには抜かないでください。電源をオフにしても少し電気が流れているので、数秒待ってから抜くようにしてください。
こうした注意点を守らないと、マイクやミキサーなどの機材が壊れる可能性があります。
まとめ
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いは分かったでしょうか?
この2つは大きく違い、また、それぞれ、違うメーカーでも様々なものが販売していますし、同じメーカー内でもいくつも出ています。
使う用途によって選ぶようにしてください。