【音楽は若返りの薬01】超科学的!音楽鑑賞で赤血球活性化

【音楽は若返りの薬01】超科学的!音楽鑑賞で赤血球活性化

「音楽を聴くと若返ると聞いたことがあるが具体的な根拠とは?」

「音楽は体にどのような効果を発揮してくれるのか知りたい」

と思ったことはありませんか。

音楽は体に良いと言われてきましたが、具体的にはどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。

 

そこで今回は「音楽がもたらす科学的根拠」についてご紹介していきます。

体の中の細胞への効果や、どんな曲が効果的なのかも解説してきます。

ぜひ参考にしていただき、健康を耳から手に入れましょう。

2500年前のピタゴラスが音楽療法の原点

音楽と赤血球 挿入画①

提供元:Wikipedia

古代ギリシア時代から「音楽は人を癒す力がある」と言われてきました。

その原点の主張となったのが、今から約2500年前に実在した哲学者ピタゴラスです。

ピタゴラスは「音楽は代替医療として使用できる」と述べており、肉体的な回復の見込みがあると考えていました。

 

それから長い年月を経て、音楽療法を実用的に使用したのが第二次世界大戦後のことです。

傷を負ったアメリカ軍の兵たちの治療を行っていた負傷兵病院にて音楽を流したところ、心の傷を負った兵士から体調の回復の効果が認められました。

その報告から急速に音楽と医療との関係性について研究が進み、1950年ごろには全米音楽領邦教会が設立され「音楽療法」という治療の新たなジャンルが生み出されました。

 

しかし「音楽療法」は心の病などの治療法として確立したまでであり、ギリシア時代のピタゴラスの主張「肉体的な回復」とは異なるものの誕生でした

それからまた、音楽医療に関する研究に年月が経ち、近年、新たな研究によりピタゴラスの言葉が証明されました。

それは2017年から行われていた音楽治療の研究で「音楽はメンタルだけでなく、肉体的なダメージをも癒す効果が得られる」と発表されたのです。

音楽は赤血球を再生させる

音楽と赤血球 挿入画②

2017年より行われていた研究では「音楽が赤血球に与える影響」についてテーマを絞り、あらゆる手法で研究が進められていきました。

手法の一つとして行われた手順が、

  1. デジタルアンプとスピーカーを用意した部屋に培養器を配置
  2. 培養器ごとにジャンルの異なる音楽を流す
  3. 培養器の中の赤血球の数を数える

というものでした。

 

O型の女性の血液で実験した結果、聴かせる音楽のジャンルによって赤血球の数が増えているものがあったのです。

つまり、音楽は赤血球を再生させることができると証明された実験でした。

 

→次のページでは

「どんな曲が効果的」について解説していきます。

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