フルート初心者必見!基礎練習のメニューを紹介!
フルートで演奏したい曲があるのに、なかなか上手く吹けないということはありませんか?「ロングトーンがきれいに続けられない」「テンポが速くてタンギングが間に合わない」「ビブラートが安定しない」といった方は、基礎練習が不十分かもしれません。
曲を上手に演奏するためには、基礎練習が不可欠です。基礎がしっかりとできていれば、曲の練習でつまずくことも少なくなります。フルートに慣れてきた方にとっては、少し地味で退屈に思われる基礎練習ですが、欠かさず続けましょう!
今回は、基礎練習でどんなことをすればよいのか、練習メニューを紹介します。
1.ロングトーン
はじめに、ロングトーンの練習です。
メトロノームを用意して、テンポを80~100くらいに設定します。設定したテンポに合わせて、ドレミファソラシドの音を順番に8拍間伸ばします。音と音の間は4拍間空けて、十分にブレスをとると良いでしょう。
ド(8拍)→ブレス(4拍)→レ(8拍)→ブレス(4拍)→ミ(8拍)→ブレス(4拍)…といった流れです。
簡単にできるようになったら、テンポを遅くしていきましょう!
2.タンギング
次に、タンギングの練習です。
こちらもメトロノームを用意し、テンポを60くらいに設定します。テンポに合わせて、ドレミファソラシドの音を順番に、4分音符、8分音符、16分音符でタンギングしていきます。
4分音符×4→8分音符×8→16分音符×16という流れです。
簡単にできるようになったら、テンポを速くしていきましょう!
タンギングには、「ダブルタンギング」「トリプルタンギング」といった種類もあります。普段のタンギングは「トゥ」の発音ですが、ダブルタンギングになると「トゥクトゥク」といった発音になり、舌の使い方が異なります。
速いタンギングが必要なときのために、余裕がある方は「ダブルタンギング」「トリプルタンギング」の練習もしてみてください。
3.ビブラート
次は、ビブラートの練習です。
メトロノームのテンポは60くらいに設定します。タンギングの練習と同様に、4分音符、8分音符、16分音符のタイミングに合わせて音を揺らします。
音は自分の出しやすい音で構いません。ソ、ラ、シがフルートの中でも出しやすく、安定しやすい音なのでおすすめです。
ビブラートは速すぎても美しくないので、テンポ60の16分音符くらいの速さでできればオッケーです。
まとめ
今回は、フルートの基礎練習メニューを3つ紹介いたしました。
この他にもやったほうが良い基礎練習はありますが、この3つがフルートを演奏する上での基本的な技術になるかと思われます。
曲の練習でつまずきがちな方は、ぜひ基礎練習にも力を入れてみてくださいね。