

ギター感覚で克服!ヘ音記号は「カタマリ読み」が近道
「右手のト音記号は読めるけど、左手のヘ音記号になると止まってしまう 」この様な悩みはありませんでしょうか?毎回「ド、レ、ミ、、」と数える方法では、読譜で疲弊してしまいます。読譜の速い方は音符を1つずつ追っていないようです。ギターのコードフォームのように音符を「形」のまとまりとして捉え、ヘ音記号の苦手意識を軽減する方法を提案します。
目次
ヘ音記号が苦手な原因は「点」読み

音符を1音ずつ「ここが、ド」「次がミ」と追いかける読み方は初期段階で選択しがちな手法ではないでしょうか。ヘ音記号はト音記号と音の位置がズレているため、頭の中で変換が必要となり、脳の処理が追いつきません。
私も幼少期にピアノを習っていた頃、ト音記号とヘ音記号で「ド」の位置が違うことが大難関で、読譜段階で心折れていたように記憶します。毎回「ド」から順番に数えては、次の音を探した頃には前の音が何であったか忘れておりました。
このように音符を「点」として捉えるのは、限界があると考えます。音符を「形(グラフィック)」として認識出来るように、移行していきましょう。
ギターの指型と同じ!音符を「コードの形」で捉える

「形」で読む感覚は、ギターを弾く時の手順にヒントを得ました。ギターを弾かれる方は、Cコードを押さえる時に「5弦の3フレットがド、4弦の2フレットがミ、、」と都度数えないのではないでしょうか。視覚的に「この指の形がCコード」と判断する方が多いと思います。
ピアノの左手譜に、これと同じアプローチを転用します。楽譜に並ぶ3つの音符を「ド、ミ、ソ」とバラバラに読むのではなく、その縦の並び方を丸ごと「Cのコードの形」として認識します。
この「トライアド(3つの音でできた和音 )」というカタマリで読む感覚 を習得して、ヘ音記号の五線譜を単に音符の羅列ではなく、コードフォームの並びとして認識します。視覚的な情報処理を効率化できます。
先ずは、初級の楽曲に頻出する基本トライアドから形で覚えていきましょう。
塊読みマスター実践(3ステップ)

ステップ1:基準となる「3つの目印」を覚える
ヘ音記号のすべての音を完璧に覚えようとせず、目印となる「ド」「ファ」「ソ」の位置だけをしっかりと暗記しましょう。3つの基準点が見つかれば、逆算して周りの音も見えやすくなると思います。
ステップ2:頻出するトライアドの形をインプット
初級の楽曲に頻出する基本の4コード「C(ドミソ)」「F(ファラド)」「G(ソシレ)」「Am(ラドミ)」の形を楽譜上で眺めてみましょう。音符の並び方や配置そのものを「形」として覚えます。
ステップ3:楽譜から「知っている形」を探してみる
実際に楽譜を開いて、「これがC」「こちらがF」と、知っているコードの形を探してみてください。いきなり楽器を演奏せずに、楽譜を眺めてコード名を確認するだけの「5分間トレーニング」を毎日行うのがおすすめです。
まとめ
音符をコードの「塊」で捉えられるようになれば、左手譜の苦手意識が改善方向に前進できると考えます。最初は少し時間がかかっても、毎日5分続けるだけで譜面の見え方は少しずつ変わってきます。ヘ音記号が苦手な方は、「音名」ではなく「コードの形」を意識して練習してみてください。






