

カポタスト活用術
ギター伴奏の現場で直前のキー変更が発生しました。
今回の場面で役立ったカポタストの活用方法について寄稿させて頂きます。
コードを押さえるのが難しいキーを簡単なフォームに置き換えする方法以外に、
開放弦を活かしたアプローチについて触れます。
簡単なフォームで弾く
アコギの伴奏現場で、キーがEbの曲に遭遇することがよくあります。
正面から挑むとハイポジションでの押弦を多用することになり、難解な伴奏になりがちです。
ここで、カポを3フレットに取り付けることで、比較的押さえやすいCフォームに置き換えて伴奏することができます。
これはカポタストの定番的な使用例と言えます。
弦高が下がり、押さえやすい+こもったサウンド
カポタストを取り付けることで、弦高が下がります。
アコギやソロギターを弾く際に単純に押さえやすくなり、私はこの目的でもよく使用します。
また、通常よりもこもった音になり、フォークやブルースギターによく似合う印象を持っております。
独特のサウンドを要する際にも有効で、カポタストの大きな魅力のひとつです。
開放弦を活用したい!
下記は寄稿に至った経緯となります。
これまで何度も演奏した楽曲があるのですが、開放弦を活用しやすいキーで、
ギターの特性である開放弦(うま味!)を多用したアプローチを選択していました。
しかし、ここでキー変更が発生します。
一旦はポジションを変更で対応しましたが、開放弦の魅力を捨てきれず、最終的にカポの使用を選択しました。


もちろん、別ポジションで弾くことで新たな調和を獲得できます。
これもギターの魅力のひとつですね、、。
しかし今回は、開放弦の響きを選択します。
改めて「開放弦は代替が効かない」と実感する機会となりました。
カポタスト使用時の注意点
カポタストを使用する際は、以下の点に注意が必要です。
装着後は必ずチューニングを行うこと
カポを取り付けると、ピッチが上がることが多く、正確なチューニングが崩れる場合があります。
弦を軽く引っ張ってからチューニングすること
弦のたわみが影響するため、軽く引っ張ってから調整するとチューニングが安定しやすくなります。
私はこの方法を教わって以来、重宝しています。
まとめ
カポタストは単なる「キー調整の道具」ではなく、
・難しいキーを簡単なフォームに置き換える
・演奏性(弾きやすさ)を向上させる
・音色をコントロールする
・開放弦の魅力を活かす
といった、多面的な活用が可能なツールです。
伴奏現場では、常に最適な選択が求められます。
カポタストは、演奏の自由度と表現力を大きく広げてくれる存在です。







