教えて!クラリネットで指が動かない!の解決方法
クラリネットを演奏していると、細かい連符がたくさん出てきて、上手く指が回らずに苦労していませんか?いくら練習しても詰まってしまうポイントってありますよね?今回はそんな人のために、クラリネットの指が回る方法をご紹介します。初心者の方も、経験者の方も試してみて下さいね!
基本的な部分
楽器を吹く前に、あなたはクラリネットを吹くための基本的な事ができていますか?以前、クラリネットで指を動かすために必要な事について説明しました。(以前の記事:クラリネット指練習 必見!練習前に知っておくべき事⑤)
今回はこの記事の応用編となります。まずは、この基本を押さえて欲しいので読んでいないという方はこちらの記事から読んでみて下さい。
指を鍛える
以前の記事では、握力を鍛えて下さいというお話をしました。持つ力というのは間違いなく必要です。今回はそれとは別に、指の力を鍛えるトレーニング方法をご紹介しましょう。自分の手だけあれば、道具は何も必要ないです。簡単で、そこまできつくもないので試してみて下さいね!
まずは、両手の親指と人指し指を重ねて下さい。次に、親指と薬指をタッチします。
その次は親指と中指、次は親指と小指です。それをとにかく繰り返します。これを1回として1日30〜50回ほどやってみてください。このトレーニングはクラリネットだけでなく、木管楽器やピアノにも応用できます。指の力を鍛えて、指が回るように練習しましょう。
持ち方の確認
以前の記事で、クラリネットの持ち方は「ねこの手」と説明しました。(以前の記事:クラリネット指練習 必見!練習前に知っておくべき事⑤)この手の形はキープでお願いします。楽器を吹いていると、指がトーンホールから離れて、ぴーんと伸びてしまっていませんか?
そうなってしまうと、指が回らなくなりがちです。指が楽器から離れてしまっているのですから、素早く戻すのに指を無駄に動かす必要があります。これでは上手くいきません。
楽器を吹く時、指はトーンホールから軽く浮かせるくらいの位置で十分です。癖で伸ばしてしまっている人は、自分の指の動きに注意してその癖を直す事をオススメします。
まとめ
今回はクラリネットを演奏する時の、指が回らない時の注意点をご紹介しました。「そんな事、当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、その当たり前が案外みなさん出来ていません。自分が演奏している時、譜面を追う事に必死で自分の指の位置なんて意識していないと思います。今一度、自分の癖を見直す事でクラリネットをもっと上手く奏でる事が出来るようにしましょう!